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「へぇ、じゃあ…仲良くしてただけでわざわざ香坂さんを呼び出して痛めつけたと?」
「……あたしたちは悪くない!あの子が悪いのよ!」
叫ぶ様に声を荒げる一人の女子生徒に夏目さんはため息を吐いた。
「先生、授業になるからこの三人は任せます。
あなたたち、これで済んだと思わないでね」
夏目さんはそう言って俺に三人を託して行ってしまった
「誰が誰と仲良くしてようが関係ないだろう。もう、高校生なんだから他人が誰と仲良くしてようが妬んで、その相手を傷つけない様にね。
香坂さんにも謝る様に」
「はい……」
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