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ルナ
「ぐはぁ、やっと終わった・・・」
アリア
「フフッ、お疲れ様」
疲れ切って机に突っ伏すルナと、それを見て微笑むアリア。
ルナ
「神崎さんは、この後部活?」
アリア
「うん。茶道部ね」
ルナ
「茶道かぁ、私アレ苦手だなぁ・・・」
べっとルナが舌を出す。どうやらルナが茶道で好きなのはお茶を飲む前に食べる和菓子だけのようだ。ちなみに、アリアはあのお茶が大好きで好きが高じて茶道部にまで入部したらしい。
アリア
「そう?でもおいしいよ?」
ルナ
「う~ん・・・」
アリア
「それに、もともと活動数の少ない部活だから、行ける日に出ておきたいしね。それじゃあ、また明日」
ルナ
「うん、じゃあね!」
アリアが教室から出ると、ルナも鞄を持って、残っているのは掃除当番だけの教室を後にした。この時期、夕暮れにはまだ早い時間だった。
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