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遊園地の前日の夜、秀先輩から電話がきた。
受話器から聞こえる秀先輩の声に顔が赤くなりながら子機に替え自分の部屋に行った。
秀先輩「こんばんは♪明日の事なんだけど、、、、たまちゃんだけ待ち合わせの時間9時に変更してもらえるかな?」
たまこ「私だけ?ですか、、、」
そう言えば秀先輩とあきこをくっつける為の作戦を何一つしていなかった、、、
そういう話かな?
秀先輩「もう言っちゃいたいんだけど、、、、ずっと我慢してて!」
あきこの事好きなのは知ってるよぉ、、、
たまこ「秀先輩。わかってます!大丈夫ですから。安心してくださいね!」
秀先輩「やっぱわかってるよね?でもちゃんと会って言うからさ。」
たまこ「はい。わかりました。明日話ましょう。」
電話を切った。
何故か涙が出てきた。
苦しい、、、
秀先輩の事好きなのに協力、、、
でも好きな人が幸せになるんだもん!
頑張ろう!
次の日の朝
この日の為に初めて買ったワンピース。
今まで女の子らしい格好したいけど恥ずかしくてできなかった。
でも今回はと思いきって買ってみたけどやっぱり私には似合わない。
私にはジーパンが一番だ。
結局ジーパンに履き替えた。
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