序章

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奴だけには負けられない。 俺はこのイベントに賭けていた。 この勝負なら勝つ見込みがある。 子供の時から俺は奴に全てを負けていた。 駆けっこやマラソンなども、事あるごとに俺と奴は競っていた。 俺は頑張ったのさ、それでも一度も勝った事が無い! だから今回の大会では必ず奴に勝ってやる。と、俺は自分に誓った。 あと少しでゴールが見える。 俺は初めて奴に勝てる。
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