25人が本棚に入れています
本棚に追加
昼休み─────
レ「萌々も災難だったねー。まさか学年1の不良の大神と隣だなんて。あたしだったら耐えられなーい!」
そんなお気楽に言って人の気も知らずにぃ…!
萌「ホント最悪だよ…。レンとは席離れちゃうし、オオカミくんの隣だしぃっ!」
紘「俺は『オオカミ』じゃなくて『大神』。」
萌「ふにゃっ!?」
突然現れたオオカミ…じゃなくて、大神くんにほっぺたをつねられる。
萌「しゃっ、しゃわりゅなぁー!はにゃしてぇっ!」
大神くんは、
紘「え?滑舌悪すぎて聞き取れねぇ。」
なんて言ってる。
レンに助けを求めようとして目線を送ると…笑い転げてる。
レ「ぷっ…!ちょっ、萌々、顔っ…変っ!あははははっ!も…無理。大神、離してやって…!」
紘「仕方ねぇ。叶に免じて離してやる。」
大神くんが私の頬から手を離す。
萌「ちょっ、ちょっと!何するの急にっ!スッゴく痛かったんだからぁっ!」
紘「ヒツジのくせに俺の悪口言ってるから悪いんだよ。」
最初のコメントを投稿しよう!