オオカミくん

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レ「長谷川光輝、知ってるよー。大神系統は悪目立ちで有名だからねっ!」  うわー…。 レンてば、笑顔でよくもそんなことを…。 光「やば、俺って有名なのー?うれしっ!っと、そうそう本題。授業だりぃからゲーセン行こーぜ!」 紘「いいね。行こーぜ。」 大神くんが帰り支度を始める。 ゲームセンターに行くってことは昼からの授業サボるってこと…? そんなの…そんなのそんなのそんなの! 萌「…ダメッ!」 考えるより先に口が出た。 レンも大神くんも長谷川くんもキョトンとした顔で私を見る。 萌「っと…。サボるってことは、授業がどんどん進んでいって次の授業で全くわかんなくなっちゃうし…。点数も下がっちゃうし…ダメだよサボりはっ!」 紘「…ふーん。光輝、ヒツジが熱い心で俺を引き止めてくれてるから残るわ。他のチンピラと行ってこい。」 光「…ちぇっ!紘斗にしてはノリわりぃの。大輔達誘って行ってくるし!じゃーなっ!」 紘「おう。」 あれ…? 何かわかんないけど…サボりはやめにしたのかな? 大神くんがこちらを向く。 紘「引き止めたんだから俺をじゅーぶんに楽しませろよな?」 …やっぱサボりにいってもらった方が良かったかも…。
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