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幼い時から
感じ続ける胸の痛み。
ただ物理的に痛かっただけの痛みが、
大きく姿を変えた時、
私は大切な物を失った……。
全てを犠牲にしてでも、
守りたかった大切な存在。
大切な宝物。
宝物は音もなく崩れさり、
残ったのはただ一つ。
私が生き続けると言う罪悪感。
ねぇ……神様?
どうして私から
大切なものを奪っていくの?
ねぇ……どうして?
悲痛な叫びも、
誰にも届かない……。
この場所は、光の届かない
深い海のように。
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