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やっぱり、さっきのビールのせいだ。
自分から、リードして欲しいなんてとーやなお願いするなんて。
それに、前ほど怖いとも思わない。
なんか、できそうな気がする。
僕はとーやの隣にころんと転がった。
上半身を起こすし、僕を愛おしそうに見つめるとーや。
そして、さっきと同様、深いキスをしてくる。
その唇が、スルスルと僕の首筋におりてきた。
おもむろに、着ていたトレーナーを脱がられる。
とーやも、自分の服を脱いだ。
その体は、さすがにフットサルで鍛えられてるだけあり、無駄な贅肉の少ない、色気のある男の体だった。
今からこの体に抱かれるんだ、と、その姿を下から見上げた。
そして、そうそう、こうでなきゃ、となぜか納得した。
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