第2章

19/19
923人が本棚に入れています
本棚に追加
/238ページ
牧瀬さんは、あのキスを覚えているのか確認したかったのではなかったのかな? あのキスはなんだったのか。 結局何も聞けないまま、もやもやと昼ごろには自分の家に帰っていた。 明るいところで見た牧瀬さんのマンションは、やっぱり想像通り、僕のよりよっぽど高級なマンションだった。 あー、ほんと完璧だあの人。 なんだか、もやもやしたまま週末を過ごした。
/238ページ

最初のコメントを投稿しよう!