初体験

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亨さんにされるがままの私。 触れるか触れないかの微妙な距離を保ちながら、亨さんの手や指は私の腹部へと向かっていく。 「・・・あの・・」 「ん?なに」 亨さんは私を見下ろし、熱い眼で私を見ている。 「亨さんの・・・・」 賢二のを触りたいとはあまり思わなかった。 でも、亨さんのは・・・・『触れてみたい』そう思った。 「ああ、今日は和花の日。オレのは今度ゆっくりね」 亨さんは優しく私に微笑む。 「和花から、そう言われるなんて思わなかった」 亨さんは、そう嬉しそうに漏らした。
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