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それはすべて
私の為だということには
早々に気付いていた。
私がコンシェルジュを
目指しているから
その為の人脈を
温人さんは私に
贈ろうとしてくれている。
それは価値のつけられない
最高のプレゼントだ。
私を恨んでいたんじゃ、
憎んでいたんじゃなかったの?
もういまの温人さんからは
昔のように
優しさしか感じなくなっていた。
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