執着の瞳

2/25
2173人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
午後10時を 少し回った頃。 ようやく今日の 仕事を終えて 帰宅の準備をした。 「気をつけて帰るんだよ」 「うん」 「そろそろ俺も 一度部屋に帰ろうと 思っているから。 その時は、 一緒に眠ろう」 それはわざわざ オフィスで言うことだろうか。 「……その時は 私は寮に帰るから」 「つれないな。 そういう所も好きだけど」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!