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―---え? 視線が交差した瞬間、心臓が飛び跳ねる。 ばっちり目が合ってしまった。 ヤバッ! 私は咄嗟に目を逸らした。 胸の鼓動が一気に高ぶる。 太陽を見ていたのバレちゃったかな…。 一呼吸置いてもう一度恐る恐る太陽を見下ろすと、私を見る事はなく既にサッカーボールを蹴っていた。 …今、目合ったよね? 私の勘違いだった…? 私の鼓動は、まだいつもより早い。 心臓部分の制服をギュっと握りしめる。 この胸の高鳴り… やっぱり私は太陽が好きなんだ。 速い鼓動を確認すると、再度そう思った。
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