プロローグ

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「絵里…ちゃんと俺を見て」 悲しそうに揺れた彼の瞳に罪悪感を感じていても、私はその思いに応えることは出来なかった。 「なんで?」 「……………」 「俺じゃダメなのかよ!」 激情した彼が私を激しく突き上げる。 それが逆に私の壊れた身体に快楽だけを与えてしまって、恥ずかしいほどに喘ぎ声を上げてしまった。 「なぁ絵里…キモチいいんだろ? 俺でこんなにも感じてるんだろ? だったらもう…父親とセックスするのなんてやめてくれ…」
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