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ねぇ琉惺…。
あなたと出会えて私…本当はとても幸せだった。
あなたがくれたたくさんの笑顔と、たくさんの愛。
もしかしたら私の罪が全て許される時が来るのかもしれないなんて思った時もあった。
だけど…何度あなたが私をあの家から連れ出してくれても、結局この身体はあの家に帰りたくなる。
初めて知った快楽から抜け出せないこの身体を、いつだって慈しむように抱いてくれたあなたに…申し訳なくて。
こんな形でしか、そこから抜け出す術を知らない私でごめん。
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