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「ん…もう絶対にいなくならないでよ?」 「うん、約束するよ」 「約束」 そう言うと、私は太陽と小指を絡めた。 世界で一番愛おしい人。 これから先、苦しめて傷つけてしまう時がくるかもしれない。 それでも、この手だけはもう二度と放したくない。 私はこの人を幸せにするんだ。 「太陽…愛してる」 ――太陽と付き合って約3ヶ月。 太陽がいなくなって約3ヶ月。 私は太陽と一つになった。
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