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私は3ヶ月ぶりに自分の家に入って行く太陽の姿を、いつまでも見送って立ちつくしていた。
だって、なんだか今でも信じられなくて。
また、明日になったら居なくなってしまうんじゃないかって、不安で押し潰されそうになる。
私は、冬の冷たい風を頬に感じながら、乾いた空を見上げ目を閉じた。
不意に、太陽の光を浴びた赤黒い瞼の裏に、昨夜の太陽の火照った顔が浮かび上がる。
そうだ。
私は太陽と繋がったんだ。
もう、恐れることはない。
昨日まであんなにも遠くに感じた太陽が、今はこんなにも近くに感じることができる。
大丈夫。
太陽を信じよう。
もう一度、太陽の家を見ると、私も家の中へと入った。
――その日、夜になっても太陽から電話が掛かってくることはなかった。
不安になり良子に電話したが、話し合いをしているのだから我慢しろと言われた。
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