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緊張からか、私はベットから起き上がり正座してしまった。
『あ、空?おはよう、昨日は遅くまで父さんと話してたから電話出来なくてごめん』
「うんん、平気だった?」
あぁ、太陽…
太陽の声が寝起きの私の耳に、優しく入ってくる。
『ん、あぁ、かなり怒られたけどな…まぁ、大丈夫だよ』
「そっか…」
携帯越しに太陽の小さな息遣いが聞こえてくる。
心地いいな、太陽の息遣い間近で聞きたいな。
今日は日曜日だ。
太陽に会いたいな。
『空、今日何してる?』
「えっ?」
一瞬、自分の心の声が太陽に聞こえてしまったのかと思い、声が上ずってしまった。
『いや、もし暇だったら俺んち来ない?』
「暇っ!行くっ!」
『ふっ、じゃー、後でゆっくり話そ』
「あ…今から用意して行ってもいい?」
『はは、随分早いな、午前中は母さんがいるけどそれでもいいなら』
「うん、平気、それじゃ後でね」
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