epilogue

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――「ママ?遠いお空にいる僕のパパも僕と同じ名前なんだよね?」 「ん~そうよ。 あなたと同じ太陽って名前よ。 素敵な名前でしょう?」 「パパはお空にいるんだよね?」 「うん、パパは太陽だもん! それに、夜になればお月さまになって、私達を照らしてくれるのよ?」 「へへ、そっかー。 パパってかっこいいねー」 「そう、パパは世界で一番かっこいいのよ」 「僕もパパみたいなカッコイイ太陽になろうっと!」 「ふふふ、そうね。 太陽、そろそろ目を閉じなさい」 「えー、だって僕まだ眠くないよー」 「だーめ、太陽が眠るまでママが隣にいてあげるから早く寝なさい」 「ちぇ、こんなに早く寝るの友達の中で僕だけだよー」 「ふふ、太陽はパパみたいにかっこよくなりたいんでしょう?早く寝ないとパパみたいに大きくなれないのよ?いいの?チビのまんまで」 「良くないっ!ママおやすみ!」
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