episode5・②
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それから話が途切れて、俺は彼女に最後の別れを告げようと切り出した。 _じゃあ、これで…。 でも、美杉は、 _ま、待って! 俺を引き止めた。 その声は震えていた。俺のことが好きで仕方が無いという彼女の思いは、電話越しにもひしひしと伝わった。 だから俺は彼女の言葉を待った。 せめて、最後まで、彼女の気の済むまで、話を聞いてやろうと思ったのだ。
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