episode5・②
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何週目かの素通りで、さすがにばかばかしくなった。 これじゃまるでストーカーじゃないか。もう、帰ろう。 辺りはとっぷり日が暮れていた。 しかし、帰ろうと決めたそのとき、店の電気が消えた。 俺は、咄嗟に車を路肩に止め、様子を伺った。 しばらくすると、店からは四人の男女が出てきて、その中に美杉もいた。 胸が激しく波打った。
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