episode5・②

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昔コンビニで再会したときも美杉は同じことを言った。 俺の大好きだった美杉の笑顔が、そこにある。 それを認めた途端、不甲斐なくも、涙が込み上げた。 突き動かされた衝動。弾けた想い。懐かしい記憶。後悔。懺悔。 様々な思いや感情がぐるぐると回りながら溢れてくる。 もう止まらなかった。
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