episode5・②
31/35
読書設定
目次
前へ
/
35ページ
次へ
ぽつぽつと、空からこぼれる雫が、俺の背中を押してくれたような気がした。俺は思い切って口を開いた。 「良かったら、送ってくよ」 「え、でも…」 困ったように俯く美杉の顔には、戸惑いの色が濃く浮かんでいた。俺はどきどきしながら、彼女の返事を待った。 ここで、いらないと言われれば、それまでだ。 しかし、彼女は、ゆっくりと頷いた。 「じゃあ、お願いしようかな」
/
35ページ
最初のコメントを投稿しよう!
43人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
42(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!