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………………………
………………
龍二「…………うぅ
………うわぁっ!!」
気絶から目を覚まして飛び起きた
千堂は部屋の中を見回した…
そこには西條の姿は無く、
割れた窓ガラス、倒れたタンスや
机もすべて元に戻っていた…
龍二「……どうなってんだよ、
部屋の中は元通りだし、西條さんもいない…」
千堂は時計に目を向けた…
龍二「夜の7時…放課後から
3時間しか経ってない…」
もしかして……今日の出来事は
全部俺の悪い夢なのか?
リアルな夢ほど、実際に起きた
ことって錯覚しやすいからな…
龍二「そうだよ…きっと夢だ、
超能力なんてあるわけないもんな、あの西條さんもPSIもブラックモアも全部夢だ!
いやぁすっかり安心したぜ!
これは明日の学校でネタに使えるな…」
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