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坂野はボクシング部に所属していて
その実力は全国大会で入賞する程だ…
去年は3位だったかな…
坂野「千堂、そろそろボクシング部に入部する気になったんじゃないか?」
龍二「んーん、全然」
こいつは何かと俺をボクシング部に入部させようとしている…
坂野いわく、お前には才能がある
だとか…阿呆らしい
坂野「なぜだ!お前のその帰宅部とは思えない体つきと陸上部にも劣らない走力とスタミナ!
それを持ってして一体何が不満
なんだよ!?」
龍二「いや…だって痛いじゃん
ボクシング、走り込みも苦手だし…」
坂野「1500m走4分台で走る奴が何を言ってやがる…!
たしかに痛いが、ボクシングは
ただの殴り合いじゃない!
立派なスポーツであって…!」
「あーもう!うるさいな坂野!
龍二君困ってるじゃない!」
坂野「おのれ!また現れたな…!」
俺に救いの手を差し伸べたこの
女の子は、「百 祐希」
苗字は「ひゃく」じゃなくて
「もも」って読むんだ…
っていうかさっきからややこしい読み方の
苗字ばっかだな…
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