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あそこまでいくともはやスターだな。」
俺は隣の席の様子を見ながら、
前に座っている秋月に話しかける。
「確かにそうだな。
それにしてもこんな時期に転校生だなんて、
珍しい。」
「あぁ。
一体なんで…」
その瞬間、俺は彼女と目があった。
「あ…」
メイリアは笑みを崩さず俺の方へ歩み寄ってきた。
「矢貫さん。
今日、学校が終わったら暇ですか?」
突然の誘いで俺は少し声が上ずってしまった。
「う、うん。
特に用事はないけど…」
メイリアはその言葉にわざとらしいくらいに喜んだ。
「よかった!
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