episode6・①
3/23
読書設定
目次
前へ
/
23ページ
次へ
昨日、隆也に会った。 三年ぶりに会った彼は、昔と少しも変わらない姿で、声で、まるで魔法みたいに突然あたしの前に表れた。 _もしかして、美杉? 声を掛けられて、あたしの思考はショートした。ばちんと、電球が割れたみたいに。 振り向かなくても、その声の主が誰かはすぐにわかった。 胸がわしづかみにされたようにきゅっと痛み、頬が熱を帯びた。反射的に鼻の奥がつんと痛くなった。
/
23ページ
最初のコメントを投稿しよう!
34人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
42(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!