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かつて、彼は、あたしの大切なセックスフレンドだった。
あたしは、今よりもずっと若かった彼との日々を思い出す。
_セックスフレンドは、しょせん、セックスフレンドなんだ。いつまでたっても本命にはなれない。
_みぃたん、俺じゃだめ?だめかな?
_俺、もっといい男になるよ?みぃたんの望むこと、なんでも叶えてあげるよ?
_幸せにするよ…。みぃたんがいつも笑っていられるように。あいつの何倍も、みぃたんを愛するからさぁ…。それでも、俺じゃだめなの?
そんな彼に、あたしは言ったのだ。
_だめなの、だめなの!隆也じゃなくちゃだめなのぉ…。
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