episode6・②

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かつて、彼は、あたしの大切なセックスフレンドだった。 あたしは、今よりもずっと若かった彼との日々を思い出す。 _セックスフレンドは、しょせん、セックスフレンドなんだ。いつまでたっても本命にはなれない。 _みぃたん、俺じゃだめ?だめかな? _俺、もっといい男になるよ?みぃたんの望むこと、なんでも叶えてあげるよ? _幸せにするよ…。みぃたんがいつも笑っていられるように。あいつの何倍も、みぃたんを愛するからさぁ…。それでも、俺じゃだめなの? そんな彼に、あたしは言ったのだ。 _だめなの、だめなの!隆也じゃなくちゃだめなのぉ…。
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