episode6・②

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でも、昨日ではっきりした。 あたしは隆也が大好きだった。愛してもいた。でも、もう、昔のことだ。 そして、今、あたしの心の中にいるのは…。 今日、あたしは彼にそれを告げようと思う。 恥ずかしくて、ずっと呼べなかった名前を呼んで、まっすぐに見つめて。 それから、セックスをしよう。 いつか、彼がしたいと望んだ本気のセックスを。 恋人同士として。
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