episode6・②

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もちろん、あたしに本気で死ぬ勇気なんてなかったけれど、でも、心は死にかけていた。 その枯れた心に息吹を与えてくれたのは、大好きなセックスフレンドだった。 彼がいなければ、あたしはもう一度夢を見ることができなかっただろう。 信頼を失った友人と再び語り合うこともできなかっただろう。 また恋をしてみようとも思わなかっただろう。 何より、隆也を許すことが出来なかっただろう。
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