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「ティナ!見張りを頼む。」
「・・・ぐー。」
「こんなところで狸寝入りをするんじゃない!おい!」
「仕方ねえなあ。危なくなったら、俺は隠れて寝るからな。」
ドアのところで、ティナに見張らせ、僕と銀は暗証番号の解読に。
そして。
ぴー。
「よし!ロック解除だ!」
銀がそう言った瞬間、壁が自動ドアのように開いた。
隠し部屋だ!これは間違いない!
そう思って部屋に入った我々が見たものは・・・
「な、何だこれは!」
我々は絶句した。
目の前に広がるのは、黄・黄・黄。
黄色の海、いや、絨毯、いや・・・
それは紛れもなく蠢き、そして。
ぴーぴーぴよぴよ
と、か弱く鳴いているのだ。
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