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気が付くと部屋ではなく洞窟のような場所だった。
頭をぶつけたのか、頭が痛かった。
(ぁたしどうしたのだろう)と、呂律が廻らない頭で考えていた。
自分の手や胸を見たときに分かった。
ぁたしはウェディングドレスを着ていたのだ。
しかも、大きめの針で留めたブーケまで持っていた。
そしてブーケを見ると、婚約者の中原夕輝の事を思い出す。
このブーケは二人でデザインしたものだった。
真ん中に在るのはミドリのリボンを巻いたアイスピックだ。
これを見ていると夕輝の事を思い出す。
夕輝の魂は絶対救うわ!と、ぁたしは誓った。
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