~第2章~

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錬金系統魔法 主に魔力に形を持たせる魔法。それ自体に属性はなく、例えば剣を作れば金属製の剣から木刀まで作ることができる。 魔法剣作製 媒体である剣に自らの属性魔法を纏わせる魔法。 「それで、どうするの?」 錬金系統なんか特に珍しくもない。確かにその種類は珍しいかもしれないが特別俺でなくてはいけない理由にはなり得ない。 「却下」 「はぁ・・・だろうと思ったわよ」 「んじゃ、あとよろしく」 階段を降りていく。小窓から見える空は心なしかさっきよりも暗い気がする。 後ろから「待ちなさいよ!」なんて言葉が聞こえる気がしたが完全に無視。 俺は飢えている。この素晴らしく汚くてつまらない世界を変える何かを求めている
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