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「西倉さん、
すごく強かった……」
温人さんの
広いベッドの中。
背中から抱きしめられ
私はその温かさと
髪を撫でる吐息に
安心しながら呟いた。
「西倉さんは
運転士をしてくれているけど、
実は本来の仕事は
俺のボディーガードなんだよ」
「ボディーガード……?」
「そう。
だから奈々緒の送迎を
彼に任せてるのさ」
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