第1章

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隣のテーブルでは、真也が珈琲のサーバーを持って立っていた。 おかわりの珈琲を注ごうとした時だった… バランスを崩し、反対側の綾の左手に珈琲がかかってしまった! 「熱っ!」 綾の顔が苦痛に歪んだ。 「真也!何やっているんだ!」   良平が叫んだ! 綾の左手は、みるみるうちに真っ赤になった。 真也は、何も出来ずただうろたえるばかり…
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