第1章

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すぐさま、友が、綾を厨房の流し台に連れて行った。 勢いよく流れる水を綾の左手に当てた。 およそ、10分後… 綾の左手は、普通の色に戻った。 「ふ~っ、良かった… これなら、火傷の後も残らないな…」 友は、自分のポケットからハンカチを出し綾の左手を巻いた。 「しまった! 火傷の薬を置いとけば良かった…」 友は、歯がゆかそうに呟いた。
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