御刀枝神

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御刀枝神

プロローグらしきものが終われば、後は僕の日常が描かれるであろう。 人の習慣は一日見れば分かるらしい、癖や習性などが分かってしまうから、その手の人になれば一日と言わず、わずか半日でその人の考えている事が分かるとの事だ。 なら、僕は一体どんな人間なのだろうか?僕の行動が知りたい人がいるのかどうか判らないが、一応記しておく。 今、僕は現在進行形で全速疾走中だった。 別に遅刻をしている訳ではないし誰かに追われている訳でもない、そう、これは仕事なのだ。 走るのが仕事、と言えば聞こえが良いのかも知れないが、別に僕はマラソンランナーではなく。 さっきも言った通り神様専門のプロデューサーだ。 僕が走る理由は、神候補である御刀枝ちゃんが理由だった。
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