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学校も終わり、3人、校門まで歩いている際、俺は何か足りない事に気付いた
「わりぃ、スマホ教室に忘れてきちゃったから取ってくるわ じゃぁまた後でな」
泰明&夏帆「おー あとでねぇ」
携帯を取りに行くため、二階の教室を目指す
校舎には各部員が数名、見たが三年のエリアには人の気配はなく、曇り空だったため、いつもよりも暗く不気味感漂っていた
「あったあった」
ロッカーの中の携帯を手に取るとLINEの通知が入っていた
母「お土産なにがいい?」
「甘いやつ」とだけ送信しLINEを閉じる
俺は机に座り、鞄からiPodを取り出す
音量をあげ、ヘッドバンキングをしていると頭を後ろへ振った際に前の扉から数人歩いてくるような影が見え、動きを止める
「誰かきたんかな?」
しばらく待ってもこちらへ来る気配はなく、帰る準備をし、出口へ向かい歩いていく
「ん?」
教室の後方の扉で俺を見据える視線に気付く…
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