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「ん......」
「桐山さん、おはようございます。」
「..........」
寝ぼけてるんだろうか。
じーと僕を見つめてから
表情が一変した。
「!!!!!!」
「桐山さんは毎回驚きますね。クスクス。」
その驚くリアクションは面白い。
目を見開いて
真っ赤になりながら青ざめていく。
この間は僕が寝ていて見れなかったから
今日は存分に楽しめて気分が良い。
「お、、、おはようございます。」
「その.......昨日はやり過ぎました。
すみません。」
桐山さんを撫でながら
出来るだけ優しく謝った。
僕にとって最高の夜だったけれど。
また避けられたらたまったもんではない。
「......避けたりしないで下さい。」
「ふふふ」
「え？」
桐山さんは嬉しそうに笑っている。
僕は真剣に謝っているのだけど。
「桐山さん？」
「吉田さんが落ち込んでソワソワしてるの、初めてみたかも。
いつも余裕たっぷりですもん。
伝説のポケモン並にレアだ！！」
伝説のポケモン？
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