桐山さんのせいで崩壊していく

6/15
前へ
/661ページ
次へ
「吉田さ、....っ.....」 「ん?なに?」 プチプチとブラウスのボタンを外すと 白い肌が露になる。 僕はゆっくり口付けて 舌で味わう。 甘い。 人の肌は甘いのか? 桐谷さんの香りが甘いのか。 いつも酔う。 「よ、吉田さ、ん....っ....... どうして、急に......こんな....」 桐山さんの顔をのぞくと 顔を真っ赤にして 瞳は潤んでいた。 眉は八の字になって 息が少し荒い。 どうしてこんな状況なっているのか、 ほんとに分からなくて困っているようだ。 「......そうですね、 少しヒントをあげます。 桐山さんのせいですよ。 あなたが、煽るようなことを言うから。」
/661ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2910人が本棚に入れています
本棚に追加