桐山さんのせいで崩壊していく

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この掛け合いでさえ楽しい。 桐山さんの反応が可愛い。 もっと、僕でいっぱいになって。 「へ...な、なにって........... .............。 .....痛いのは、い、やです。」 一瞬、無言で真っ赤になったが いったいどんな妄想をしたんだろうか。 「大丈夫です。痛いことはしないですよ。 で。 今、何か浮かびましたよね? 何んですか?」 「い、言いたくありません。」 「言わないとお仕置き増やしますよ。」 「うー.......」 そんなうめき声を出して。 可愛いなぁ、もう。 もっと、いじめたくなる。 「ほら、言って」 唇をトントンと軽く触る。 「.........。 .........手を、縛、る、とか。」 桐山さんが持っていた同人誌にそんなのあった気がする。 「それだけですか?」 「......目隠し、とか。」 「それで?」 「も.......お願い、許して.......」 半泣きになって懇願する桐山さん。
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