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「っ!!!!???」
真っ赤になって、恥じらう顔。
自分の言ったことに後悔しているようだった。
今更、遅い。
「目隠しはしません。
僕は恥じらって喘ぐ顔が見たいので。」
カシャカシャと手首に道具を付ける。
手首に触れる部分はワタのようにふわふわしており、痛くないようになっているらしい。
「よ、吉田さんの変態!!!」
「その言葉、そっくりそのまま返しますよ。」
「......吉田さんよりは変態じゃないです。
私は妄想で終わります。」
ガシャッ
鎖をベッドの柵に繋げる。
桐山さんの今の格好は
なんとも言えない破壊力。
いつでも見返せるように写真か動画を撮りたいが、まあ、辞めておく。
「でも、もう妄想で終わらなくなりましたね。
僕は桐山さんが描いた同人誌のあのシーンを再現してるんです。
これとかこれとか。
どんな気分です?妄想したシーンの受け身のほうを体験するのは?
この後どうなるかも分かっていますよね?
さ、はじめましょうか。」
桐山さんの顔に
またゾクゾクした。
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