腹黒いのは吉田さん

桐山さんのせいで崩壊していく

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規則正しい寝息が聞こえる。

無防備な顔して寝ている、僕の愛しい人。

..........。

昨日は、ちょっと、

暴走しすぎたかもしれない。

なんか、桐山さんの反応が可愛くてもっと見たくて

ついつい調子に乗ってしまった。

死ぬほど可愛かったんだ。

歯止めも効かないほどに。

抑えようとする声も

徐々に抑えきれなくなって。

声を抑えなくていい。

もっと聞きたいといえば、

声も素直にだすようになって。

焦らしていたら

よしださん、おねがい

って懇願してくる。

気持ちいい？と聞けば

きもち、いい、と恥ずかしながらも素直に応える。

何回もすると

息も絶え絶えに

おねがい、ゆるして

と、瞳に涙を浮かべながら許しをこう。

最後の方は

これ、とって。

よしださんにふれたい。とか言うんだ。

......ああ、もう

この沼にはハマって出てこれそうにない。