桐山さんのせいで崩壊していく

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「大丈夫ですよ。 もう避けません。」 「本当に?」 「はい。」 「....良かった。」 「こちらこそ、全力で避けてすみませんでした。 本当に恥ずかしくて。」 「避ける理由が理由だったので 結果オーライです。 昨日は桐山さんの初めての色んな面が見れて、僕は大満足でしたから。」 「そ、その昨日のこと覚えてます?」 「もちろん。最初っから最後まで。 だからやり過ぎたと思って謝ったんですよ。」 「あの....わ、私、べろべろに酔ってたこともあり、 記憶が途切れ途切れ何ですけど 私、なんかやばいこと言ってたり、したりしてませんでした?」 「え、やばいことって、 例えば、 『よしださん、きもちいい』」 「や、やめ!!!!」 「あ、あと 『よしださん、もっと』とか 『×××』とかでしょうか?」 「キャアアアアアアアアア!!!!!!」 と、叫びながら手で口を覆われた。 「.......もういいです。わかりました。」 耳まで真っ赤になりながら 俯く桐山さん。 あー可愛い。
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