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「…竜。好きだよ。」
囁いて唇を重ねた。
『俺も。』
重ねたままで囁いて、そのまま深く口付ける。
唇が離れたかと思えば
『今夜はサービスしてくれるんだろ?』
ニッとイタズラに笑った。
「ん。そうだね。何してほしい?」
ニッコリ笑えば、少し驚き顔。
『じゃあ。蘭花が好きな様にして。』
ん。と頷き唇を重ねる。
唇から首筋へと舌を這わせる。
手で身体を撫でれば上から聞こえる愛しい声。
『…蘭花…厭らしいな…っん。」
色っぽい声。
「…竜…私にも触って…。」
上から見下ろせば、そっと下から手が伸びてくる。
「…ッン…ッア…」
身体がどんどん熱くなっていくのが分かる。
甘く漏れる声が部屋に響く。
『…ッア…蘭花…ヤバい…ッン…』
バッと上体を起こし、私の腰に手を廻してきた。
私も愛するひとの首にしがみつく様に手を廻した。
愛しい人も感じてる。
二人で一緒に昇天すれば、愛がより一層深まる気がする。
背中に誓いのキスをもらい愛をまた確認出来る。
『愛してるよ。蘭花。』
後ろからギュと抱き締められ安心する。
「私も愛してるよ。竜。」
後ろから包まれて微笑んだまま、また眠りについた。
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