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『あー!もうっ!可愛い過ぎんだろっ!』
「…いだいんでずげどぉ~。」
何故か両頬を引っ張られてる私。
『可愛いぞ。蘭花ぶぅ~ちゃん。』
手を離し軽くキスをした。
両頬を撫で撫でする私。
痛かったしぃ~。
『よしっ!出掛けるか!』
何かテンション高いね。
まぁ。いいか。
車に乗り込み出発。
『せっかくだし、どっか行くか?デートする?』
運転席から笑って竜兄が言う。
「いいねぇ。デートしたぁ~い。でも、時間無いでしょ。明日、竜兄仕事だよね?買い物だけして竜兄の家に行こうよ。デートは今度ね。」
『だな。でも、せっかくお前が可愛い格好してくれたのに。勿体ねぇよな。』
勿体ないのか?
「そうなの?あー。じゃあさ。プリクラ撮る?二人で。」
そうだ。そうだ。
『プリクラ?』
「ん。プリクラ。」
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