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その「マニアックな趣味」を持つものが多ければこの公園も賑わうのだろうが、そんな物好きは日本を探しても殆どいない。
つまり、この公園には、例え行楽シーズンの日曜日だとしても誰も来ない。
シェリィ「何もねーのではつまんないですわ。
はやく帰って慧の淹れたハーブティー飲みたいですわ……」
牧名「まあ……あおいが追われてる立場なのだから、こういう場所でしか気分転換出来ないしな。
それに、なんだかんだいって意外とこの「三人の神」っていう昔話は面白いぞ?シェリィ、一回読んでみたらどうだ?」
シェリィ「ノーサンキューですわ……
まあ、適当にそこらをブラブラしてきますわ。」
シェリィはフラフラとどこかへ行く。
と言っても、このあたりは三刃市の外れに近い位置にあるので行く場所など限られているのだが。
牧名「……さて、私はどうするかね?」
ショッピングセンターで買った荷物があるため、牧名はここを離れられない。
牧名は辺りを見回した。久しぶりに来たのだから、何か変わっていることはないかと。
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