あらすじ

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「こんな感じでどうかな」 松山が紙を見せた。 顔が赤くなる。 「うん、でも、健太とかアスターさんとか司馬さんは、私に気があるんじゃなくて……」 「うん、みんな佐川を揶揄いたいんだよね。あんまり佐川が安曇さんにベタ惚れだから」 「だからね、もし今後佐川にムカつく事があったら、『▼▼■が▲▽▽だから####』って言ってやると再起不能になるから。 あとは……『え、指かと思った』とかすごく落ち込むと思うな」 「松山、てめえそれ以上、瞳子さんの耳を汚したら………」 佐川くんに引き寄せられる前に。 お兄ちゃんが後ろからから耳を塞いだ。 「まとめてたたっ斬る、ぞ?」 「ふふ、やだなあ安曇先輩。僕だって貴方のファンですよ」 「ねー、指って言われたらなんでショックなのー?」 あかりが、首を傾げてナナシ先輩に聞く。 「うーん、むつかしいねー。」 ニコニコと飴を取り出して口に放り込んだ。
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