(前作の応援特典再録) いい男の条件

3/4

21人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
剣さんと五十嵐が、司馬の腹筋を触っている。 アスター 「良いなー。俺も仲良くなりたい。 ねえねえ見てよ」 シャツを脱ぎ出した。 ポロリ。← 「あ」 司馬 「アスター!」 アスター 「だって、腰ばきってやってみたかった........」 剣 「お、おい」 五十嵐 「........Hey!ジョージ?」 錯乱したのか。 いや、違う。 へいじょーじ? 平常時?と訊いたんだ。 二人とも顔を覆って、くすんくすんと泣き出した。 佐川 「泣くな!気持ちはわかるが、アレが超えられない人種の壁だ!」 アスター 「こんなの不便だよー。 『もう堪忍しておくれやす』って泣かれちゃったし」 佐川 「お前ら京都でも食い散らかしたのか」 司馬 「帯くるくるは日本の伝統文化だってソースケが言ったんだろう。」 佐川 「よくお前らそんなお茶屋遊びを........」 奈津美 「佐川サイテー」 佐川 「違う。俺が言ったのは花火デートの後に困らないように、着付けを習ったっていう........ え?なんでドン引かれてんのオレ」 松山 「それは気持ち悪いよね」 佐川 「松山は、体鍛えてないだろ」 松山 「うん、興味ないからね。 僕なんて貧弱だよ。 ただし、 語彙と精神の鍛錬は怠ったことはないよ」 奈津美 「糸目が開いた........!」 小春 「松山は、体よりも脳を支配するから」 松山 「ふふ。人間の最大の快楽器官って脳なんだよ?」
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加