懺悔

25/26
前へ
/39ページ
次へ
「私ね、 本当は、昔 桜介さんが好きだったんです」 「……ええっ!?」 「昔の話ですよ。 でもね、それ以上に 私は姉のことが 大好きなんです」 あなたの隣りには いつだって姉がいた。 あなたの隣りは 寿々花じゃないとだめだ。 それは最初から 私があなたに恋をした時から そう決まっていた。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1897人が本棚に入れています
本棚に追加